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ひとりひとり異なる考えがあるから気づきもある
ライフストーリーズサロンがオープンして1年。
まめに通ってくださるお客様がいます。
私どもでお手伝いできる終活、思いつく終活が終了されているのですが
なぜか定期的に来店されて、しばらく会話を楽しまれます(笑)
でも、ご用意されていないものもあり
それは【骨壺】です。
ライフストーリーズサロンに展示しているものに
普段よりご興味を示していただいています。
ある日のご来店時に、大好きな奥様へお手紙を書かれては?と
お話しすると、いやいやすでに執筆済みと。
そちらを相続に関するご遺言に添えているとのことなのですが、
わたくし、ふと思いました。
もしかしたら、お金のことと一緒に渡すことって
ドライな感情で読んでしまうかもしれないのでは?!。
お客様もハッとされた様子でした。「・・・・・・・(無言)」
お客様にお話ししたのは、最後のお家ともいえるお骨壺を、お好きな柄、焼きもので
ご用意いただき大切なものを収めて、
大切なご家族へ最後のお手紙を一番下へ入れておく。
「万が一があったら、用意した骨壺を葬儀社へ手渡してください
そして、わたしをそのなかで眠らせてください
でも渡す前に、なかを開けてみてください。」
と言葉を残しておくことで
誰に頼ることなく、最後のメッセージが伝わる方法。
すごく笑っていらっしゃいましたが、冗談ではなく、
私たちスタッフにいつも奥様への思いをお話しくださるからこそ
きちんと「伝える」大切さと
本気で残したいメッセージを「確実に」
このふたつが叶う
本当の最後の場面で伝える方法のひとつだと思いました。
ひとりひとり、思いが異なるからこそ
話を聞くうちに、大切なことに気づくことがあります。
お伝えできたかな、どうだったでしょうか。
ただ、もしかしたらライフストーリーズサロンの骨壺が
ひとつなくなる日が近いかもしれません…。
わたしも欲しいという方、お早めに。
ライフストーリーズサロン・スタッフ 秋